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K邸雨樋修理の現場から [作業現場からお届けする話]

「雨樋が外れてしまったので直して欲しい」という
ご依頼で、現調にお伺いしたのが昨年末。

その時の写真がコレ↓
IMG_0252.JPG

交換してから2年程度しか経過していないそうですが
受け金具が折れたり、外れたりしていて落ちそうに。
この下にはカーポートやサンルームが有り、梯子が
掛けられませんので、足場が必要になります。


年が明け、足場屋さんが仕事を開始するのを待って
金具から交換することになりました。
既設のメーカーはケース単位でしか商品を出さないと
いうことなので、お客様の同意を得て普段取り扱って
いるセキスイの雨樋を取り付けることにしました。
前高の角樋というデザインはそのままにするため
Σ90という軒樋に吊り金具を使用して、見た目にも
すっきりとした印象になりました。


IMG_0261.JPG
軒の長さが9mほどあり、両側に落とし口が
付くので、中央から両サイドへ向けて勾配を
取ります。
金具取り付けのガイド用にチョークラインで
墨を打ちます。


IMG_0263.JPG
軒樋の取り付けが完了した様子です。
金具が見えないのでスッキリしてると思います。


IMG_0262.JPG
たて樋の「でんでん」は、前の業者さんが
金具類を交換していなかったこともあり、
新築当初のものがそのまま使われていました。
今回は建物がツーバイ系のようなので、柱付近
の下地がどういうものでも対応できるように
打ち込みタイプではなく「T型でんでん」を使用ました。

IMG_0265.JPG
あとは足場が解体されたら完了です。


今回の例では取り替えてから2年程度しか
経過していないにもかかわらず、雨樋が
外れてしまうという不具合が発生しています。

業者選びの大切さが伝わってくる事例では
ないでしょうか。

同業者の中にこういった悪質な仕事をする
タイプの方々がいると言うことは本当に
残念に思います。

お客様の満足を第一に、信頼していただける
仕事を心がけて行きたいですね。


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